オオジサカーのガジェット日記

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JR東日本 中央線に導入されるグリーン車について解説

USBハブ買おうか迷っています。おおじです。

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今回は一気に志向を変えて、鉄道のお話です。

中央線ユーザーの皆様は一度見てみてはいかがでしょうか?

ちょっと解説は遅い気もしますが、まあ書く分には問題ないかなと思います。

中央線の概要

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中央線主力車両のE233系

JR東日本 中央線は、東京~高尾間を運行する東京圏に必要不可欠な鉄道路線です。

快速や特快では高尾、八王子から新宿、東京に行けたり、

特急では新宿から直通で行楽地の甲府や松本、河口湖に行けたりと、

様々な場所に乗り入れていることが特徴です。

(都心屈指の混雑率や、人身事故の多さも有名ですよね...)

 

さて、そんな中央線ですが、2018年4月にJRからこんな告知がなされました。

中央快速線等へのグリーン車サービス開始時期および車内トイレの設置について』

 

今回はこちらを詳しく解説していきたいと思います。

グリーン車導入って?メリットデメリットは?

まずグリーン車ってなんなのか。それを解説していきます。

グリーン車とはJRが表記している「特別車」、いわゆるファーストクラスのことです。

特急列車や新幹線、一部の普通、快速列車につながれていることがあります。

グリーン車は通常、一本の列車に1,2両つながれていることが多く、

ほかの車両とは座席のグレードや、車内環境、提供サービスの質が上がっています

そして、例外を除いて全てのグリーン車は全席指定で、グリーン料金と呼ばれる、

追加料金を支払う必要があります。

 

で、今回の中央線のグリーン車の導入、どの電車に導入されるかというと、

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先ほどのこの電車全てに導入されます。

導入該当車両の特徴

まず前提として、この電車の特徴を見ておく必要があります。

この電車はいわゆる『通勤型』と呼ばれる電車で、朝夕のラッシュ時など用に、

できるだけ多くの客を乗せることに特化した電車です。

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そのため、このように座席の量をあえて減らし、吊り革の数を多くして定員の増加を

図っています。また、扉の数を多くすることで、乗客の乗り降り時間の短縮も図られています。

問題は座席です。この座席は、疲れにくいように設計されているとのことですが、

さすがに東京~高尾まで乗りとおすとお尻が痛くなってきます。

それにリクライニングもできませんし、座席を対面させることもできません

トイレもついていません

しかしこれは、山手線のように10分程か乗らない電車だったら全く問題は生じません。

ですが、中央線の場合は話が違います

 

中央線は東京~高尾まで乗り通した場合、乗車時間は1時間弱かかります。

そしてさらに、高尾から先、山梨県の大月、河口湖まで直通する電車もあります。

この場合は2時間、3時間もかかります。

 

こうなってくると、さすがにこの座席で乗り通すのには無理があります。

それにトイレも行きたくなったらいちいち駅で降りなければいけないとか

やってられないですよね。

河口湖などの行楽地へ行くにあたって、大きな荷物を持っていることを考えると、通勤客にも邪魔になってしまいます

導入されるグリーン車

そこでグリーン車の登場です。

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導入されるグリーン車のイメージ図

このグリーン車は3階建て構造で、地下、1階、2階席があります。

車内は特急列車と同じような、真ん中に通路を挟み、2列のシートが左右にある形です

座席はリクライニングもでき、転換もできて、ふかふかです

さらに、トイレもついています

このような形のグリーン車は既に、東海道線常磐線横須賀線などに導入されています。

追加料金や座席指定の話

一応グリーン車と謳っているので追加料金が取られます。が、座席指定の必要がありません。完全に自由席です。

料金は、下記のURLの中の『普通列車グリーン車』のルールに基づいて適用されます。

www.jreast.co.jp

メリット

さて、メリットですが、大きく分けて3点あります。

・行楽地へ向かう人、乗車時間が長い人は楽に乗れる。

   立って乗る人もいませんし、自分の空間も確保できるので、楽だと思います。

・乗り心地が良い

   特急列車に採用されるような座席を使っているので、非常に乗り心地が良いです

   それに、トイレもついているのでそこらへんも便利だと思います。

・有料なのである程度の民度が保たれる。

   これは完全に個人的な見解と経験だけなんですが、

   普通の車内に比べたらよっぽど静かです。

デメリット

デメリットもあるにはあります。

・車内の構造上、階段の上り下りが必要

   普通に上り下りする分には問題ないですが、

   キャリーケースを持っていたりすると大変ですよね。

   階段の上り下りが必要ない1階席もありますが、そもそも座席数が少ないです。

・有料

   これは目をつむってもいいかもしれませんが、東京~河口湖まで行くと

   車内平日料金で980円もかかってしまいます。

まとめ・こんな人におすすめ

まだ詳しい情報もそれほど出てないので、大きな仕様変更もあるかもしれません。

基本的には前述した東海道線などに導入されている形とほぼ同じになると思います。

今回は詳しく取り上げませんでしたが、青梅線にも直通しているので、その辺を利用する方も便利になるかもしれませんね。

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最後までご覧頂きありがとうございました。

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こんな人におすすめ

・中央線を利用して結構遠い行楽地まで安く、楽に行きたい人

・仕事帰り、東京から八王子方面に帰宅する際、楽に帰りたい人

・普通車がうるさかったり窮屈に感じる人